機材

非破壊一次診断(目視)に関し、劣化箇所や破損個所などを画像や数値にできるよう高性能な機材の一覧です。

オートレーザー・受光器

オートレーザー・受光器

Profile
特徴レーザー墨出し器は、レーザー光を壁面や床面・天井に照射して「水平」や「直角」などの施工の基準線(ライン)を出す機械です。 基準となる線を出す作業を建築用語で「墨を出す」と言い、レーザーで墨線(基準線)を出すので「レーザー墨出し器」と言います。
調査床や柱等の傾きを調査するもので、計測の結果傾きが1000分の6以上の場合建物の沈下や、構造上の何らかの問題が発生している可能性が高いと判断しますので原因を調べる精密調査が必要になる場合が多いです。 床の場合、居室の中央部又は隅部に計測点を決め、計測点間の距離3m以上の部分で計測を行います。 柱の場合は、柱の上部及び下部に計測点を定め、計測点間の距離2m以上の部分で計測を行います。 いずれも、『計測値の差/計測点間の距離』が1000分の6以上かどうかの調査を行います。

傾きなど考えられる要素

1.新築時やリフォーム時の工事の精度が低く、工事完了時点で傾いていた
2.不同沈下(地盤沈下)により建物が傾いた
3.プラン上(設計上)の問題で建物が傾いた
4.強い地震で建物の一部または全部に被害を受けた
5.構造部分や下地材の劣化・腐食で傾いた
6.上の項目の複合的な要因で傾いた

などがあります。要素など詳細な調査につきまあしては、二次診断となります。