内装工事・設備工事・水回り工事・窓・サッシ

  • 床リフォーム
  • 壁紙クロス張り替え
  • 部屋の間仕切り
  • 間取り変更
  • 玄関のリフォーム
  • 廊下・階段のリフォーム

内装は居心地の良い住居空間を作る上で大切です。最近で古くなったため内装をリフォームすることはもちろん、中古物件をフルリフォームして、新築同様の内装にしたり、バリアフリーや間取り変更のために、リフォームされる方も多いです。

タイプ別の内装工事

ライフスタイルに合わせたリフォーム

生活の変化に伴って、間取りの変更やバリアフリーに対応した床、手すり、バスルームのリフォームをされる方が増えています。家族が増えたり、高齢になられたりとライフスタイルに合わせ住みやすい内装・設備にすることで、更に快適な生活をおくれるようになります。

リノベーション

リノベーションとは既存のものに大規模な工事を行うことで、性能を新築の状態より向上せせたり価値を高めたりすることです。耐久性や耐震性を高めるために壁の補修を行ったり、仕切りの壁をなくし広々としたダイニングキッチンにしたりというプラスαで新たな機能を加える内装工事です。

原状回復工事

主に賃貸物件など2年以上の入居期間やハウスクリーニングで済まない場合に、床・壁・天井 クロスやカーペットなど生活の汚れや日焼けなどを張替え、交換し元の状態にもどす工事です。

 

内装工事の種類

床リフォーム

床材を新しくするリフォームには、新規で張り替える”張替え工法”と既存の上に新しいフローリングを重ねる”重ね張り工法”があります。

張り替え工法

既存の床材を全て撤去してから、新しい床材を張りなおすのが”張り替え工法”です。下地の状態を確認できるというメリットがあり、和室から洋室にリフォームしたい時や、クッションフロアをフローリングに変えたい時など、床材自体を変更したい時に適しています。

重ね張り工法(上張り工法・レイヤー工法)

既存の床材の上から新しい床材を重ねて張る工法です。張り替え工法のように、解体する必要がなく、廃材費もかからないので、下地や既存の床があまり劣化していないときは、費用や工期が抑えられて手頃なリフォームです。だだし、今の床材に重ねて張ることから、床の段差ができてしまうため、ドアの開閉などに支障がないか確認しなければなりません。

リフォームのタイミングの目安
フローリング 10〜15年
クッションフロア 10年前後
カーペット 5〜6年
フロアタイル 10年前後
(劣化状態に合わせて) 築2〜5年で裏返し 築4〜7年で表替え 築10〜15年で新調

床が劣化する理由や汚れる頻度は様々ですが、年数にかかわらず劣化の症状が見られる場合、床材リフォームをする時期と判断すると良いでしょう。

・床に目立つ汚れや傷がある。・歩く時に音がなる。・床板が沈む感覚がある。

壁紙クロス張替え

壁紙(クロス)の張り替えは、床や天井に比べると施工も簡単で手軽に部屋の模様替えができます。壁紙クロスの張り替え時期は経年劣化で約10年が目安です。このような症状がみえたらメンテナンス時期です。

・日光で日焼けしている ・カビが生えている ・タバコ、油染みがある ・シワ、たるみ、破れがある ・継ぎ目が空いている ・端がめくれている

壁紙クロスの種類

ビニールクロス

クロスの中でも多用されているのがビニールクロスです。他の素材より安価で、品質も安定しており耐久性も高く掃除もしやすい、色、デザインが豊富なクロスです。

・普及品ビニールクロス低価格で比較的品質も良い。色や柄が少なく、機能性にも劣る。主に賃貸マンションやアパートで使われることが多い。

・1000クラスビニールクロスデザインや種類が豊富で様々な機能が期待できる。主に一戸建てや、分譲マンションに使われることが多い。

織物クロス

織物クロスは、レーヨン、絹、麻などで作られるクロスです。ビニールクロスと比べ高級感、重厚感があります。ほこりを吸着しやすいので定期的に掃除やメンテナンスが必要です。最近は静電気防止の織物クロスもあります。織物クロスの張り替えは手間がかかるため他のクロスに比べると施工費が高めになる場合があります。

紙クロス

輸入紙クロス、和紙、非木材し紙などがあり、紙は音を吸収し、空気を通す素材であり、環境や健康への配慮がなされている素材として注目されています。施工時に下地処理など手間がかかるため全体のコストも紙クロス自体も高くなります。

様々な機能を持つクロス

クロスの機能 効果 オススメ場所
消臭効果 消臭・抗菌 全ての部屋・キッチン・トイレ・洗面所
防カビ効果 防カビ ダイニング・キッチン・トイレ・洗面所・脱衣所
抗菌効果 防汚・抗菌 キッチン・トイレ・子供部屋
表面強化 強度が高い リビング・玄関・廊下・傷つきやすい場所
スーパー耐久性 耐久性が高い リビング・子供部屋・店舗フロアー
吸方湿効果 快適な湿度 全ての部屋
防汚効果 汚れを取りやす い 全ての部屋
マイナスイオン効果 空気のリフレッシュ リビング・ダイニング・寝室
蓄光機能 柔らかい光放つ 子供部屋・寝室・廊下
防火機能 燃えにくい 高層マンション・キッチン

素材・デザインでクロスを選ぶほか、機能性にも注目してクロスを選ぶことをオススメします。

部屋の間仕切り

仕切りが必要になる部屋は、子供部屋が多いのではないかと思います。部屋の仕切り方はいろいろな方法がありますが、設置が簡単なものほど遮断効果は低くなります。

  1. カーテン
  2. ロールスクリーン
  3. パテーション
  4. アコーディオンカーテン
  5. 家具
  6. 引き戸
  7. 造作壁
  方法
カーテン 突っ張り棒・カーテンレールで取り付け
ロールスクリーン 天井にロールスクリーンを取り付ける
パーテーション 天井と床を突っ張り棒形式で固定
家具 収納棚等を設置

メリット・素人でも簡単に取り付けられる。・仕切りを崩したい時に崩せる。・コストを安く押さえられる。・種類が豊富・開閉できる。

デメリット・防音できない。・プライバシーがない。

  方法
アコーディオンカーテン・パネルドア カーテンレールを天井に取り付け
引き戸 天井と床にレールを取り付け、扉を設置

メリット・カーテンよりも本格的に空間を仕切ることができる。・DIYにて施工可能・仕切りを崩したい時に崩せる。・開閉できる。

デメリット・カーテン等よりは防音できるが、完全には防音できない。・開閉時に音がする。

仕切り壁の造作

子供部屋を完全に二つに分けたいなど、間仕切りを開閉する必要がないのであれば、壁を新設するのも一つの方法です。壁の新設は、遮断性も高く、防音やプライバシーの保護に最適です。

方法 仕切り壁を造作する
メリット ・部屋を完全に仕切ることができる。 ・プライバシーを保護できる。
デメリット ・業者に依頼する必要がある。 ・コストがかかる。 ・簡単に仕切りを崩せない。

間取り変更リフォーム

間取り変更リフォームは、住人の人数や年齢、関係性など年月とともに変化してきた時に、ニーズが出てきます。間取り変更リフォームには、・複数の部屋を一つにする。間仕切りをして部屋を分ける・水まわりの配置を変える。などがあります。

一戸建ての間取り変更 戸建て住宅の4つの工法

木造軸組み工法

木の柱と梁で骨組みをつくり、”筋交い”という斜めの材料や金物で補強しながら家を建てる工法で、日本では昔から行なわれている工法です。間取り変更はしやすいタイプです。

ツーバイフォー(2×4)工法

家を建てる材料のうち2インチ×4インチの部材が多く基本構造に使用されていることから”ツーバイフォー”と呼ばれています。耐震性に優れていますが、間取り変更を行う際には壁の撤去が難しいです。

鉄骨工法

鉄骨の柱や梁でつくる工法なので強度、耐震性、耐久性に優れています。重量鉄骨造と軽量鉄骨造(プレハブ工法)があり、重量鉄骨造は間取り変更自由度が高いです。軽量鉄骨造は木造と鉄筋コンクリートの中間的な位置づけで、強度が高いですが、建物を支え耐力壁の移動がしにくく、間取り変更リフォームの難易度は高めです。

スケルトンリフォーム

天井や壁、床、トイレ、キッチンなどの水まわりを一旦全て取り払い、骨組み(スケルトン)にしてから、間取りやの内装を改修します。費用もかかりますが、一緒に耐震補強工事も行うことができます。

マンションの間取り変更リフォーム

マンションでは管理規約に従う必要があります。どこまでの間取り変更が可能なのか、事前に確認が必要です。一般的には、玄関のドアや窓、ベランダは共用部分にあたるので、個人的にリフォームができないことが多いです。専用部分も、柱、梁、隣との仕切り壁、コンクリートの床坂など、構造体にあたる、マンション全体に影響を与える可能性の高い部分は、リフォームは難しいです。

間取りの変更が可能なマンション
構造 仕様 間取り変更自由度
ラーメン構造 柱と梁で構造を支えている 自由度高い。スケルトンも可能
壁式構造 壁と床で構造を支えている。 間取り変更の自由度には一定の制約がある。
二重床 二重天井 床下と天井裏に空間がある仕様。空間に新たに給排水管、電気配線を通すことができる。 水まわりや照明、各種住宅設備の場所を移動できる。

玄関のリフォーム

玄関は明るくすっきりした空間であるのが理想的です。家の向きによっては、光が入らず暗い玄関を、窓をつけたり、玄関ドアをガラス入りのものに取り替えたり、吹き抜けを作るなどの方法があります。玄関のリフォームではドア、収納、内装、明るさなどがあります。

玄関ドア

玄関のドアも様々なタイプがあります。木製の引き戸や、金属製のドアなど外壁との組み合わせで雰囲気もかなりかわります。ドアの機能も様々です。採光性のあるガラスを使ったもの、気密性や防犯性に優れたもの目的に合わせ組み合わせるのがいいでしょう。既存の玄関枠を残し、その上に新しい玄関枠をかぶせる”カバー工法”で施工すれば、施工期間が短く済みます。最近の主流の工事方法です。

収納・内装

玄関には、土間(靴を脱ぐ場所)があり、かまちという高さが変わる段差に渡す横板があり、玄関ホールの床へとつながります。近年はバリアフリーのために、玄関部分にステップとなる式台を設置したり、段差を小さくするリフォームが増えています。玄関の湿気やニオイが気になる場合は消臭、調湿効果のある内装材を使用することで快適になります。

明るさ

日当たりの悪い玄関は、壁に窓を設けたり、採光性のある玄関ドアを選ぶと、暗さを解消できます。予算的にリフォームが難しい場合は、照明を取り替えることで、暗さを解消できます。照明の取り付け位置や、人感センサー付きなど、種類によって、玄関の印象が明るくなります。

廊下・階段のリフォーム

高齢者などがいるお宅では、廊下や階段の安全面を重視したリフォームをされる方が多いです。廊下の壁や階段下に収納スペースを新設し有効活用する場合もあります。

収納スペースの設置

廊下の壁や天井、床下などに収納スペースを設置してすると家の中もすっきりさせることができます。

廊下のバリアフリー化

廊下と各部屋の境界部分の段差が大きいと、高齢者や体の不自由な人はつまずいて転んだりする恐れがあります。できるだけ段差をなくすことが大切です。部屋や壁に挟まれている廊下は、暗い空間になりがちなので照明を設けたりの工夫が必要です。車椅子が通れるよう廊下幅を広げたりのリフォームも大切です。

階段のバリアフリー化

階段のバリアフリー化で大切なことは、なるべく勾配を緩やかにし、段差を低くして踏み面を広くすることです。もちろん踏み面を滑りにくくする工夫も必要です。階段のバリアフリーでは、両側に手すりを設置したり、足下を照らすフットライトの設置も大切です。

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