屋根工事・雨樋工事

屋根は大切な部分です。普段上からしか見えないので放っておきがちですが、屋根材の劣化により、紫外線や雨水による侵食で、家の内部から腐食、カビなどでさらに劣化してしまいます。最後まで放っておいてしまうと家ごと建て替えることになってしまい家を建て替えなければならなくなったり、屋根を丸ごと全部取り替える”葺き替え”工事が必要となってしまいます。 屋根材の塗装が劣化した状態で再塗装を行えば、費用も屋根塗装の費用のみで抑えることができます。

劣化に気づきにくい箇所なので、5年位でチェックするのが最適です。調査・お見積り・もちろんご相談のみでも当社のアドバイザーにご相談ください

屋根劣化のサイン

・ひび割れがある  ・苔が生えている  ・金属部分が腐っている  ・雨漏りしてる  ・色が褪せている

年数が経っている。屋根の状態を知りたい。お客様ご自身が屋根に登って確認するのは危険です。屋根の状態を当社の社員が調査いたします。お気軽にお問い合わせください。

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屋根リフォームの種類

塗り替え

最もオーソドックスなリフォーム工法です。スレート系とセメント系の屋根には、絶対必要です。トタンやガルバリウム銅板の金属系の屋根も劣化しているようなら、必要です。塗料はアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素があります。塗料により価格や耐用年数に差が出ますので、お見積り、ご相談などお気軽にお問い合わせください。

重ね葺き(カバー工法)

現在の屋根はそのままに、その上から新しい屋根をかぶせていく工法です。すべての屋根にできるわけではなく、旧屋根材と新屋根材の相性もあります。旧屋根を撤去しないので、廃材処理費用も撤去費用もかからず、新しい屋根材施工の料金でできるのが魅力です。
旧屋根材/新屋根材 スレート系 セメント系 粘土系 金属系
スレート系   ◯   ×  ×  ◯
セメント系   ×   ×  ×  ×
粘土系   ×   ×  ×  ×
金属系   ◯   ×  ×  ◯

葺き替え

今ある屋根材を完全に取り除き新しい屋根に葺き替える作業です。旧屋根を外したり、その処分費用、新屋根材設置費用と高額になってしまいます。葺き替えは屋根のリフォームの最終手段なので、葺き替えの段階まで来ないように、定期的なメンテナンスをおすすめします。

屋根材の種類

スレート系

泥岩などが滞積してできた地層などを形成する岩のことを粘板岩といいます。天然の粘板岩を加工したものを天然スレート屋根といいます。天然スレート屋根を模して作られたものが人工スレート屋根です。原料別に”石綿スレート”(アスベストを使用しているため現在は使用されていない)”無石綿スレート”(主流)その他”セメントスレート” 塗料で着色してある”化粧スレート”(カラーベスト屋根・コロニアル屋根)がほとんどです。 ちなみにどの種類のスレート瓦でも、保護の目的で屋根塗装は必要です。
メリット ・初期費用が安い ・施工しやすい ・軽い
デメリット ・劣化しやすい ・縁切りが必要
寿命 20年前後 塗り替え 必要

セメント系

セメント系の瓦はセメントを原料に屋根用に成型した屋根材です。粘土瓦と比べて非常に軽いため、地震などで自重で落ちるということは少ないですが、素材が弱いのが欠点です。再塗装をこまめにすることで中のセメント瓦を守ります。 セメント系の瓦として、セメント瓦・コンクリート瓦・モニエル瓦・スカンジア瓦・パラマウント瓦などがあります。
メリット ・施工しやすい・塩害に強い
デメリット ・重い
寿命 30年〜 塗り替え 必要

粘土系

粘土を瓦の形にプラス成型して高温で焼きあげたもの、和瓦(日本瓦)が属する屋根材です。素材としては非常に重いため地震などの衝撃で落ちてしまう場合があります。水を通さず、紫外線にも強く、寿命が長いのが特徴です。 塗装は必要ないが、古くなった場合は葺き替え工事が必要になるため、瓦ごとかえ、熟練の技術も必要なため非常に高額な工事となります。
メリット ・耐久性が非常に高い ・変色しづらい
デメリット ・非常に重い・地震に弱い・塩害に弱い・高額・施工しづらい
寿命 50年 塗り替え 不要

金属系

金属系の瓦はその名の通り金属でできた瓦です。アルミニューム・鉄・銅・ステンレスなどがあります。金属系の最大の特徴は軽さです。軽いということを生かし、旧屋根の上からそのまま取り付けるカバー工法も可能です。 最近ではガルバリウム銅板が主流となっています。その他塗料で色をつけたカラー銅板という種類もあります。
メリット ・軽い・施工しやすい
デメリット ・鳥の歩く音・錆びる・熱が伝わりやすい
寿命 30年〜 塗り替え 必要

屋根材の種類と耐用年数

屋根材 耐用年数(寿命) メンテナンス期間
スレート屋根 (カラーベスト) 15〜20年 7〜8年
アスファルトシングル 20〜30年 20〜30年
トタン屋根 10〜20年 10〜15年
ガルバリウム鋼板 20〜30年 20〜30年
セメント系瓦 30〜40年 10〜15年
粘土系瓦(日本瓦) 50〜100年 20〜30年
防水シート (ルーフィング) 20〜30年 20〜30年
野地板 20〜30年 20〜30年
だいたいのメンテナンス期間や定期検査をすることで、屋根の劣化防止になります。屋根の状態を最適に保つには定期的な屋根の塗り替えを行うことで、屋根の劣化を防ぎ、かつ屋根のランクを向上させることも可能です。